この手の製品はありますが、Windowsパソコンの「PC最適化ソフト」「PC高速化ソフト」「レジストリクリーナー」として紹介されてる下の海外製ソフトにご注意ください。Googleの広告配信サービスをのせてる一般サイトや、Yahoo! JAPANなどの検索エンジンに"宣伝広告"が大量に出稿されてます。また、報酬金を獲得する目的で海外製のフリーソフトに引っ付いていて、手動で拒否しないと勝手にインストールされてしまう事例も確認されてます。これらはスキャンは無料ですが、検出した"脅威"や"エラー"や"警告"をすべて解決するには有料となる販売手法をとってます。ちなみに、ウイルスではないのでこのようなソフトは特に何もしてくれません。
< レジストリクリーナー・パソコン高速化ソフト系 >
ビリヤードボールのアメリカ人をきれいにする方法ティファニービリヤードライト
- Registry Booster / Uniblue RegistryBooster / ユニブルー レジストリブースター
(アンインストール削除方法は↓) - Uniblue SpeedUpMyPC (アンインストール削除方法は↓)
- WinMaximizer (アンインストール削除方法は↓)
- Registry Reviver (アンインストール削除方法は↓)
- Registry Winner (アンインストール削除方法は↓)
- AVS Registry Cleaner
- PC Tools Registry Mechanic / レジストリ メカニック (アンインストール削除方法は↓)
- Systweak RegClean Pro (アンインストール・削除方法は↓)
- SLOW-PCfighter
- PC SpeedScan Pro / PCスピードスキャンプロ
- LongzeXiangsu New Technology/FoxTh Software WiseFixer
- Solvusoft WinSweeper
- PC Power Speed / PCRx Registry Cleaner (アンインストール・削除方法は↓)
- Optimal Software PC Speed Up
< ドライバ更新チェッカ系 >
自分でそれをremodlingん
- Solvusoft DriverDoc
- Uniblue DriverScanner (アンインストール・削除方法は↓)
- Driver Reviver
実際にこれらを導入しチェックしてみると、初回では「○百件」とか「○千件」とかいうトンでもない量の"脅威"、"エラー"、"警告"、"欠落"が必ず検知されます。無料状態だと、このうちのごく一部しか対処してくれないので、どうやったって買わないといけないような雰囲気になる仕組みです。特に数値を目立つよう強調表示し、これを目の当たりにした人はこのままだとパソコンがおかしくなるのではないかと錯覚しパニックになって冷静な判断ができなくなるため、『解決したければ購入を!』という言葉をそのまんま受け入れ財布の紐を緩めてしまう流れです。
点検商法
点検商法(てんけんしょうほう)とは、「点検」と称して訪問し、点検作業を行い、虚偽報告又は不安をあおることにより、
商品購入や役務提供契約を勧め、過分な改善、劣悪あるいは異常に高価な商品や役務を行う悪徳商法。また、点検の結果、
機器の故障や劣化などがあったとして危険性を強調し、機器の交換など勧めることが多く、こうしたものは「危険商法」という
ことがある。 ≪Wikipedia より≫
[相談事例] 無料だと思い、パソコンの処理速度を向上するソフトをインストールしてみた
何気なくウェブサイトを見ていた時に、「パソコンの処理速度を向上。まずは無料ソフトでエラーチェックを。」といった広告を
見つけた。特に警戒もせずにクリックして先に進み、ソフトをインストールして実行したところ、たちまち大量のエラーが検出され、
修復するためには有料版ソフトの購入が必要だと警告してきた。(〜以下略〜) ≪情報処理推進機構 2011年8月 より≫
■ マイクロソフト認定!? マイクロソフト製!?
thermostateを交換する方法1998年のフォードマスタング
目に入りやすいダウンロードボタンの近くにわざとロゴマークを置いてバッチリ!
これらのソフトを紹介ページや販売ページでは、『Microsoft Certified Partner』のロゴマークを目立つように貼り付けてる場合が多いです。このロゴマークは初心者騙しに極めて有効なようで、下のような「あのマイクロソフトだから良いもの」と誤認させることができます。
- マイクロソフトが認めた製品である
- マイクロソフトが推奨する製品である
- マイクロソフトが開発した製品である
☆ マイクロソフトパートナーネットワーク年会費
・Silver コンピテンシー年会費: 25 万円 (税別)
・Gold コンピテンシー年会費: 40 万円 (税別)
■ 削除困難!
これらのソフトはレジストリクリーナーでありながら、自分自身がレジストリをかなりいじってパソコンにきっちり常駐します。アンストール(削除)しても、レジストリにゴミが残す、エラーが出てそもそも削除すらできない場合もあるトンチンカンなソフトも存在します。
■ パソコン起動時にチェック作業、ずっと常駐
余計なソフトが常駐するので、パソコンはパフォーマンスはむしろ落ちます。デフォルト設定だとパソコン起動時にチェック作業が始まるので、これが次第にウザく感じるようになり削除します。また、常駐してCPUを無駄に消費するので、これも削除する一因です。そして、導入したのをすっかり忘れた1年後に悲劇が・・・ ↓
■ 1年間のサポートのみ、クレジットカードから更新料名目の自動引き落し!
これらのソフトの開発元は日本ではなく海外です。会社としての実体があるのかさっぱり分からない素性不明なところも含まれてます。信用に値しない海外の会社との商取引は注意が必要です(関連、Yahoo!セキュリティセンター)。紹介ページやソフト自体は日本語ですが、いざ購入してしまって後に解約したくても英語でやり取りしなければならない場合もあり、解約方法が分からず質問サイト(Yahoo!知恵袋、OKwave)に悲鳴を挙げて駆け込む人を見かけます。
あと、クレジットカードから更新料名目の自動引き落としが年単位で行なわれるのもポイントです。たとえばセキュリティソフトの更新料は、毎日投入される新種・亜種に対応していくウイルス定義データ・ウイルススキャンエンジン代を前払いしてると言えます。しかし、これらのソフトは導入して以降に更新料を払い続けるに見合う処理がありません。極端な話、ソフト名に末尾の年号と外観デザインをテキトー変えていくだけでいいわけです。
■ この手の詐欺まがいソフトの儲けの仕組み <二度おいしい♪
- 「無料」「Microsoft」「高速化」「快適」の宣伝文句を見てお試し感覚で導入
⇒ 実際に使うと、とんでもない量の警告エラーが表示され驚いて不安になり慌てて購入してしまう - いざ使い続けていると、何だか不穏な挙動が気になりだしパソコンから削除
⇒ パソコン起動時のチェックが超ウザい、常駐により動作パフォーマンスのガタ落ち - 購入していたことをすっかり忘れた1年後にクレジットカードから更新料名目で自動引き落し
⇒ 明細を見てビックリ! 検索してみれば詐欺だ何だといわくつきのゴミソフトであったことに気づく
- 詐欺まがい? Uniblue Registry Booster
- いいかげん、でもいいかげん。 Uniblue Registry Boosterというソフト
- Uniblue RegistryBooster 2010のレビューと評価: 知らずに買ってしまい、必死に良い点を 〜
- とってもあやしい WinMaximizer - LARTH の日記
- 先日、パソコンよりパソコンが早くなるとの、ことでダンロ−ドをしたら大変な目に遭いました
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★ アンインストール・削除方法
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