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fajekyuriさん
サイディングの種類によりますが、一般的にサイディングの方がランニングコストが低いです。
まずメンテナンス発生項目を考えると
【サイディング】
・ジョイント部分のシーリング硬化による打ち替え
・クラック補修(基本的に発生しにくいが凍害や地震等で僅かに発生する)
【モルタルの上、吹きつけ】
・クラック補修(相当数が出ます。)
・剥離補修
・吹付け自体のクラックによる漏水
等々
磁器タイルのインストール方法へ
サイディングは汚れさえ気にならないのなら災害時を除けば10年程度はメンテナンスフリーでOKです。また光触媒を応用した防汚方法(壁面1㎡辺り2,000~3,000)もあり、ジョイント部分にシーリングを使用しない方法であれば家の耐用年数を考えるとメンテナンスフリーに近い状態にできます。どうしても既存のデザインが気に入らない人は吹付け下地用の無地のサイディングもあります。
モルタルは左官屋さんの技量に大きく左右される上に地域によっては短期間で不具合が発生します。工期や天候にも大きく影響しますので住宅でモルタルを塗るのは得策ではありません。10年~20年前なら腕の良い左官屋さんも居ましたが今は少ないので外壁剥離や塗り� �ラの発生が運次第になります。
イニシャルコストで壁面1㎡辺りにサイディングは住宅なら10,000円程度、モルタル+吹きつけなら5,000円程度で大きく違いますが、施工店の技量に左右されない安定した品質を得られるのでオススメです。
また、他の方法として板金系の外壁というのも一つの手です。
板金系の外壁というと安っぽく聞こえますが、昔のトタン葺きは今じゃ殆ど無く主流はガルバリウム鋼板という耐久性の高い鋼板で色も比較的自由で形状も柔軟に対応できます。コストも非常に安く(1㎡あたり7,000前後)メンテナンス性もサイディングに匹敵するので一番オススメです。
但し、多雨・多雪地域では漏水が発生する可能性が他と比べて大きくなる(手抜きや施工ミスではなく物理的な問題)のと、沿岸地域(海岸線 から1km以内)では腐食が発生するので注意が必要です。
ちなみに、最近の建築士の大半はモルタル塗りを嫌います。
理由としてライフサイクルコスト(新築から解体までのコスト)の増大と不具合の多さと品質のムラの大きさと工期の増大から絶対に避けます。美しさなんて上から吹き付けするならモルタルじゃなくても出来ますので、絶対にモルタルを塗らなければならない事態以外は使いません。
これは住宅建築に限らず商業施設や公共建築物でも同じです。
実際、公共建築物の外壁の吹きつけはモルタルは極力薄く(5mm程度)塗ります。
上記は一般論なので数値は多少の前後があるでしょうが大きく差が無いと思います。
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- 編集日時:2007/9/4 11:59:53
- 回答日時:2007/9/4 11:37:54
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julyjuly1807さん
メンテナンス費用について、
これは、基本的に変わらないと考えたほうがいいと思います。
メンテナンス=洗浄、吹き付けですよね。足場代+吹き付け代ですね。
単純に吹き付けと考えると、メンテナンス後、綺麗なのは、モルタルです。
汚くなったからといって既製サイディングの上に、吹き付けするのは美しいものではないです。
ただ、一応、現在のサイディングは100%メンテナンスフリーではないですが、その類的な商品なので、どの時点で汚くなったかを判断するのがポイントです。
私の意見は、モルタルです。基本、建築家で既製サイディングを使う人はいないです。
やはり、美しくはないという判断なんですね。
サイディングは単純に耐候商品。
似たような家ばかりというのは、この サイディングが担っている部分がありますね。
屋根のメンテナンスは、カラーベスト、鉄板葺きでは、念頭におくものですが、
私も最近リフォームの仕事をよくするのですが、20~25年ぐらいは大丈夫ですね。
基本、屋根も塗装メンテンナンス。
瓦の場合は、あまりメンテナンスは考えず、下地が悪くなった時という判断ですので
相当、長くもつと思ってください。
壁も20~25年はさわらない人もいるので、それぐらいを目安に、どの材料であろうが
メンテナンスの予定を組んでいてもいいと思います。
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- 編集日時:2007/8/30 20:53:12
- 回答日時:2007/8/29 20:08:45
zuwaiganiganiさん
トータルで見た場合は一般的にはサイディングにした方が費用が押さえられる。
イニシャルコストが多少かかっても、耐候性の高いサイディングにした方がいいよ。
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